みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
第二章でPAYEについてご説明いたしました。
PAYEの他にも従業員に関連する税金がございますので主なものをご説明いたしますね。
ESCT (employer superannuation contribution tax)は主に該当するのはKiwiSaver にかかる税です。
例えば、従業員が$30 KiwiSaverを支払い、雇用主は追加で$30支払ったとします。従業員が支払う金額には税はかかりませんが雇用主の$30は課税対象になります。率は個人それぞれ異なります。
FBT (Fringe benefit Tax) -付加給付税は給与の他に従業員に給付するものに課税されます。
主に会社所有の車の個人使用を認めているときにかかる税金がこれに当たります。
実際に個人使用しなかったとしても個人使用を許可していれば支払い義務が生じます。
会社の車をビジネス以外の目的に使用するということはその使用者は車を個人使用する権利を受け取っています。
その権利に対して使用者のかわりに会社が税金を納めるシステムです。
年度末の法人税申告時にFBTも算出します。
反対に個人の車をビジネスで使用する場合は、ログブックを付けその分を経費として計上します。
今回はここまでにしますね。
この記事に関するご質問、ご相談は有料コンサルティングを承ります。
それではみなさまが楽しい日々を過ごされますように。
コメントをお書きください