みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
生産性を上げるための手法について第六章(全10回)に渡り長々と書いてしまいましたので、今回を最後にまとめさせていただきます。
生産性を上げるには「幸福感を上げる」ことが効果的です。
幸福感を得るには3つの要素 - 「身体の健康」「心の健康」「良好な対人関係」が必要です。そしてこれらは密接に影響しあっています。
「身体の健康」には、適切な「食事」「運動」「睡眠」です。
経営に反映するとなると、「スポーツジムの会員無料もしくは割引を配布する」「就業時間内に軽い体操の時間を取り入れる」「モーニングティーをヘルシーなものにする」「社内で決めた健康管理プログラムを実践し結果を出した社員には報酬を授与」などが挙げられます。
「心の健康」にはPsyCapを鍛えるのが有効です。
PsyCapの4つの要素である「希望」「自己効力感」「回復力」「楽観性」は思考方法を工夫することで得られます。
「良好な対人関係」には「従業員の経営者に対する信頼を高める」ことです。
「安全な環境を準備する」「公平な対応をする」「トランスフォーメーショナルリーダシップスタイルにて導く」「ワークファミリーバランスのプログラムを導入し活用を推奨する」が信頼関係に有効であります。
様々な手法をご紹介いたしましたが、すべてを取り入れる必要はなく、あなたの会社の規模や予算に合った方法のみを経営に反映すれば問題なく効果が期待できそうです。
みなさまが幸せでいて生産的な経営で成功を収められますように。
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