ブックレビュー 「あなたの知らない脳 意識は傍観者である 」

みなさま、こんにちは。

オークランドはここ数日悪天候が続いており、冬の到来を身をもって感じております。

 

さて、ビジネス業界では以前にも増してAI(人工知能)の話題が盛り上がっていますね。2045年にはAIが人間の能力超えるシンギュラリティーの時代が来ると言われています。

 

しかし、人間の脳は未だ解き明かされてはいない部分が多いのです。

 

今月の本を読むとシンギュラリティーについて考えさせられます。

 

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「あなたの知らない脳 意識は傍観者である (ハヤカワ文庫NF) Kindle版」

 

デイヴィッド イーグルマン (著),‎ 大田 直子 (翻訳)

 

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本書には脳の仕組みと意識について科学者による見解が記されております。

 

私達が認識している「自分」は氷山の一角に過ぎない。私達の知らない「自分」が水面下に潜んでいるのです。水面下の脳の活動が、意識に上る「自分」を支配しているのです。見るのも、聞くもの、感じるもの、行動のすべてを。

 

その活動の仕組みを脳の各部位や神経の働きなどから研究する現在の方法では解明には至らないと指摘されています。全てを考慮した総合的な影響を研究する必要があるとのことです。

 

人間の脳が未解明かつ未熟であるなかで、シンギュラリティーは当然というのが本書からの感想です。なぜならAIが人間の脳を真似る必要はなく、はじめからもっと高度な仕様にすれば良いからです。

 

実際に視覚、聴覚、問題解決能力など部分的にはもう既にAIが勝っています。そういったAIの能力が私達の仕事を奪うことなどが懸念されています。

 

しかし、生存のために工夫を重ねて脳が進化してきたのですから、AIとの共存も状況に合わせて適応していけるのではないでしょうか。

 

そして、AIがその能力を駆使して人間の脳の謎を解くことができるのか興味深いところです。

 

それでは、みなさまが今後も人間であることを楽しまれますように。

お子様がいらっしゃる方、スクールホリデーがんばりましょう!!