第三章 今どき経営計画!ハッピー☆パフォーマンス・マネジメント - 三大幸福感の源のひとつ「身体の健康」を促す経営

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

 

第一回では、三大幸福感の源は「身体の健康」「心の健康」「良好な対人関係」そして、これらは密接に関係しているとお伝えいたしました。

 

密接に関係している – といいますのは、これらのどれかひとつが欠けると残りのふたつにもネガティブな影響をおよぼしますし、どれかひとつを強化すると残りのふたつにもポジティブな影響をおよぼす事が出来るということです。

 

今回は「身体の健康」を促進する経営についてお伝えいたします。

 

まずは質問させていただきます。

 

ご自身の健康維持のためにどのようなことをされていらっしゃいますか?

 

「食事に気をつけている」

「日頃から運動をしている」

「規則正しい生活で睡眠をしっかり取る」

 

というご回答かと推測します。

これらは健康維持の基本ですが、研究ではこの基本に忠実な健康法で幸福感および生産性が上がると結果が出ているのです。

 

ですから、これらを会社経営にも取り入れると良いのです。

実際に、大企業では社内にスポーツジムや社員食堂を設けているところが多いですよね。

 

うちは小さい会社なのでちょっと・・・

 

大丈夫です。例えば、社外のスポーツジムの会員無料もしくは割引を配布する、就業時間内に軽い体操の時間を取り入れる、モーニングティーをヘルシーなものにする、社内で決めた健康管理プログラムを実践し結果を出した社員には報酬を授与するなど、それぞれの会社に合うやり方があります。

 

私が勤務していた事務職の会社では、就業前の社員会議時に皆で軽いストレッチをしていました。別の会社では休憩室には従業員用のフルーツが用意されていました。

 

職種によって重要度が違いますのですべて取り入れる必要ございません。

レストラン経営なら食事は大丈夫かと思いますし、体力を使うお仕事なら運動は必要ありませんよね。

一方、事務職では運動は必須ですし、シフトワークなら睡眠の対策が必要になってきます。

 

あなたに合う方法で実践し、効果を出されますように。

 

次回は三大幸福感の源、二つ目「心の健康」を促進する経営についてです。